[渋谷夜話] Vol.33
・・・・ホセ・ササモート改めグルーチョ・ホセ
マックス・ラーベに
歌ってもらいたい曲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ックス・ラーベとパラスト・オーケストラが演奏している1920年代から30年代のジャズは、私も大好きだ。そこで、ぜひラーベに歌ってもらいたい曲を考えてみた。
 まず第一は、アール・ハインズ楽団でハーブ・ジェフリーという歌手が歌っているモBlueモという曲。実に美しいバラードで、1934年の録音だが、まさに「これが30年代のジャズだ!」という感じ。ジェフリーの声は高めで、それも魅力になっている。ラーベにぴったりの曲だと思う。
それからモRosettaモ。これもバラードで、ハインズが書いた名曲。私はファッツ・ウォラーの歌で聞いて一発で気に入ってしまった。インストでやるなら絶対クラリネットだな、という感じの実に甘いメロディーで、ラーベの歌唱力、演技力が生きるはずだ。
軽いコミック系で、エディー・カンターが歌っているモYes sir, that`s my babyモもよさそうだ。とても軽快で、パラスト・オーケストラの器用な楽士たちがバック・コーラスをやれば、受けること間違いなし。コーラスや楽器の持ち替えなど、演出のしがいがあると思う。その他モBegin the beguineモもよさそうだし、他にもいろいろあるのだがきりがない。

 ところで、Vol.31に書いたように、初の国内盤アルバム「ルンバ天国」にはボーナスラックで日本の歌謡曲が3曲入っているのだけど、そのひとつが灰田晴彦(勝彦のほうだったかな)が歌った「野球小僧」だ。こういう明るい歌謡曲でラーベにぴったりの曲となると、やっぱりオカッパルこと岡晴夫の「東京の花売り娘」と「憧れのハワイ航路」だな。これは、日本公演用の特別プログラムということでどうだろうか。

 さて、私がマックス・ラーベとパラスト・オーケストラのことを訊ねたT君(Vol.31参照)が、「やさしく歌えるドイツ語のうた」という著書を送ってくれた。彼がNHKラジオのドイツ語講座で講師を勤めた「歌で楽しむドイツ語」を本にしたものだ。教材に使った歌を集めたCDがついていて、伴奏のピアノはT君自身が弾いているのだが(実はピアノを弾きたいためにこんなテーマを考え出したのではないかと、私は疑っている)、この中にもぜひラーベに歌ってもらいたい曲があった。
まず、「お手にキスを、マダム(奥様お手をどうぞ)」。これは私には「小さな喫茶店で」(Vol.32参照)とセットになっている曲で、まことにいい曲である。「小さな喫茶店で」を歌っているのだから、こっちもお願いしたい。
それから「タンゴ ノットゥルノ(夜のタンゴ)」。このCDでは女性(素人だそうだ)が歌っているのだが、なんともけだるい雰囲気で、まるでハンブルクの裏町の酒場で(行ったことないけど)生きることに疲れた娼婦が歌っているみたい。ラーベが歌うとどうなるか、ぜひ聞いてみたいものだ。



 
   
   

(ノーチェ短信) What's new with Noche?
皆様あけましておめでとうございます。昨年のノーチェは品川の東京ジャズや横浜のイベント、年末にはショコラータの勤務先の忘年会に出たり、充実していました。今年も新曲が目白押し。楽しくやるぜ!。08JAN

   
   
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番外編「緊急入院顛末記」
 
 
text &資料提供/JoseSasamoto
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